古着やデッドストックなどの不要な白いTシャツをボタニカルダイと天然石によって黒染めし、プリント、一度解体し再構築して完成したカットソーのコラボコレクション。商品は縫製も含めて全てデザイナー自身が丁寧に作り上げた1点ものです。
-カプセルコレクションが完成するまでのプロセス-
1.染色
白いTシャツは、廃棄予定の草花を循環させるプロジェクト「colors by flower waste」に取り組むリトルショップオブフラワーズに依頼、草花から色素を抽出して染料化し、安全な化学染料を組み合わせた「ボタニカルダイ」と神明石によって黒く染め上げられました。
2.プリント
モノクロの「線」だけで構成される作品を生み出し、注目を浴びているペインター「AICON」が描いたのは、「JUSTIS」を表す花「ブラックアイドスーザン」。それを、Tシャツ1枚ずつにプリント。
3.解体、再構築
ハンドメイドでゼロウェイストなコレクションを発表しているJun.yが、プリントされたTシャツを一度解体し、再構築。
フリーサイズ
着丈:73cm / 裄丈:58cm / 身幅:68cm
素材:コットン100%の古着やデッドストックの白いTシャツ
AICON
神戸市出身。ペインター。2008年京都精華大学洋画学部卒業。京都精華大学で油絵を学んだのち、グラフィックデザイナーやWebデザイナーを経て2014年より活動を開始。"THE HUMAN UNIVERSE IN NEO CLASSIC"をテーマに、クラシカルかつ新たな切り口から描かれる作品は、その独自の世界観が注目を得て、国内外での展示をはじめ、アパレルブランドとのコラボレーションなど幅広く活動をしている。
デザイナー 山本 淳
1995年東京生まれ。文化服装学院卒。国内ブランドに従事し、独立。
壱岐ゆかり(いきゆかり)氏が、アメリカの大学を卒業後、インテリアショップ、PR業などを経て、2010年に代々木上原で週末だけのフラワーショップをスタート。2013年、原宿に移転。2019年には「渋谷パルコ」内にバーを併設した「THE LITTLE BAR OF FLOWERS」をオープン。展示会や商業施設のスタイリングも手がけながら、近年では花農家さんとの花作りや店頭の廃棄花から抽出した色で染め上げる“ボタニカルダイ”など花の循環プロジェクトに取り組んでいる。